それは突然訪れた。
我が家のティファールの電気ケトル(JUSTINE 1.2L)のスイッチが、スカスカと「ON」にならなくなった。
まぁ、10年以上使用しているしこれを機会に買い替えようとなったのだが、なんとなく何処が壊れたのか追求したくなったのと構造を知りたかったのと、あわよくば復活できないか(無理だとはわかっているが)との思いで分解してみた。その備忘録。

仕組みは簡単、スイッチオンでヒーターが過熱してお湯が沸く。だけ。
そのスイッチがカチカチなるのではなくスカスカ。スイッチ周辺の機構の問題だと思う。
さてバラしてみる。

まず蓋を開けると見えてくるネジを外す。これはトルクス?形なので専用ビットがあればそれを使う。マイナスでも行けそうだけど、たぶんナメる。

持ってた♪

外す。

持ち上げるようにして、カパッと。

持ち手のとこまで外れます。

次に出てきたネジ、こっちはプラスなんだね。外します。

さてここまでは良かったのだが、ここから先がなかなか外れない。
覚悟を決め、壊すつもりで外します。

とりあえず裏返してみる。

この下側についている爪4か所が絡んでいる様子。壊すつもりでホジホジ。

裏側の爪を外しつつ、サイドの継ぎ目にマイナス突っ込んでホジホジ。

苦戦しましたが外れました。
思い返せば、裏側ではなく上から噛んでる爪を外していけば難なく外せたような?、後の祭り。
で、上のボタン部分から白っぽい樹脂パーツがあり、それが下部にあるヒータースイッチに連動してONする仕組みらしい。その樹脂が切れてる。

パックリと。
なので、ここを元通り繋げてやれば機能は復活するのは間違いないが。樹脂なので経年劣化で硬化してそうだな。一応、接着を試みる。

そう!困ったときのアロンアルファ。
結果的には、完全に接着することができず、うまく固まったにせよ直ぐ再発しそうな感じだったので、復活は諦めお別れするころとしました。
今までありがとう旧ケトル。そして新しいケトルこんにちわ。