マツダのミニバン、プレマシーとビアンテの生産終了へ
- 2017.12.11 Monday
- 12:58
先日新聞で、マツダのミニバン「ビアンテ」が2017年9月末で生産が終了したと発表があったと書いてありました。残る「プレマシー」も2018年3月期中に生産終了すると言うことで、実質的にミニバンからの撤退、SUVへのシフトと言う形になりますね。
マツダと言うメーカーが好き(だった)のでこのニュースは残念でした。
アテンザからの買い替えの際、ビアンテ/プレマシーが候補にもしましたが、もうすでにモデルも末期、フルモデルチェンジを期待していましたがミニバン撤退の噂がたち、意外と間違ってないことがわかってきてからはマツダにコストとサイズで選べる車種が無くなってしまったのが今回マツダを選ばなかった理由にもなるのですが。。。
・ビアンテに関して
私事ですがホントにシャトルハイブリッドとギリギリまで迷いました。シャトルは新型で登場して1年ちょっと、一方ビアンテはモデルが登場してもう8年以上、マイナーチェンジして3年くらい過ぎてた超ロングセールス。担当の営業が頑張ってくれてその時60万くらい値引きを提示されたけれど元々の車両価格が高すぎるので、モデル末期でモデルチェンジも期待できないビアンテにここまで払うのはな〜となったのです。
私が感じたビアンテの良い点、悪い点です。
まず良い点。
・ボディサイズが5ナンバーに収まらないくらい大きいので、中はまぁまぁ広い。
・エンジンはSKYACTIVEになってよくなった、ただ低燃費だけではなくパワーもある(感じがする)
・他車ミニバンと違い、変速はCVTではなく6AT!
そして悪い点。
・顔つきは好みが分かれる。グランツで普通に寄せてきた感はありますが。
・内装が、なんとなく貧相。
・サードシートが収納or跳ね上げ出来ない、スライドするだけ。
・価格が高い。
私個人的にはビアンテと言う車、好きです。何度も試乗しました。
でも結果的にこの車種はあまりヒットはしなかったわけです、理由は上記悪い点で書いたことでしょう。
やっぱり歌舞伎顔には賛否があったようですし。
それとせっかくのミニバンなのに、サードシートの扱いがやはり微妙だなとは思います。ミニバンを購入する人でも常時7〜8人載せるわけではないでしょう、例えば家族4人で荷物満載でおでかけとかのシチュエーションが多いと思いますが、あのサードシートの中途半端さは無いでしょう。ビアンテを購入しようとする人の何割かはあのサードシートで購入を置きラメてるのではないかと思います。
ただ、乗って走らせるとおもしろいですし、他と違う車に乗りたいって人には良い車だったと思います。
・プレマシーに関して
プレマシーも何度も試乗させてもらいましたし、いつかは最終型を代車で貸してくれて丸2日くらい乗り回したりさせてもらって思ったことは、すごく乗りやすいということ。思うように加速もするしハンドルもキビキビだし、サイズ感が良かった。大きい車の運転が苦手と言う女の人でもこれなら運転できるだろうと思ったものです。
個人的な良い点、悪い点。
まず良い点。
・サイズ感が良い。3ナンバーサイズですがそこまで大きくは感じないです。
・これも最終型は6AT。CVTではない点が良い!
悪い点。
・やっぱり顔が。。。OEMのラフェスタの方がすっきりしている。
・さらにやっぱり、内装が貧相。言うほど悪くは無いけど。。。
・このサイズに7人はきついと思う、潔くサードシート外して5人乗り仕様でも良かったかも?
・結局、なにが言いたいか?
期待してたんですよ、ビアンテとプレマシーのモデルチェンジを。
ディーゼルエンジン好調で活路を見出したマツダ、ミニバンこそディーゼルと相性良いのでは??
ミニバンのニーズが無くなっているわけではないので、ユーザーの選択肢として1車種でもミニバン残してほしかったです。
ただ、グローバルな戦略の中で日本でしか売れないミニバンに見切りをつけると言うのは、ある意味しょうがないのかなとは思いますが、非常に残念です。
プレマシー辺りをモデルチェンジしてディーゼル載せたら、結構売れると思うんですけどね〜。
昔の車種でもMPVとかボンゴフレンディとか、面白いミニバン作ってたマツダ。
撤退なんて、もったいない。いつかまたマツダのミニバンがラインナップされることを密かに期待しています。
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- by kenken